「血」のバランスが崩れるとどうなる?

2016/09/02

血虚お血

「血」(けつ)は内臓や肌、髪の毛や爪に栄養や潤いを与える

東洋医学では、血は身体の中の赤い液体を表します。内臓や肌、髪の毛や爪に栄養や潤いをを与えるものです。
「血」は飲食物から作られ、「気」の力を使って、西洋医学で表現される「血液」と同じように血管の中を巡っています。
東洋医学で表現される「血」は、視力などの感覚や、手足の動作をスムーズにしたり、精神を安定させるなどの幅広い働きも持っています。
 

血が不足した状態「血虚(けっきょ)」の症状とは

目がかすむ、下まぶたが白い、肌に潤いがない、立ちくらみをする、髪の毛が抜けやすく細くなってきた、月経量が減る、生理が遅れる、足がつる、手足がしびれる、爪が割れやすい、眠れない、夢を多く見る、思考力が低下する、舌の色が白い、舌の表面に亀裂が入る…などの症状は「血虚」症状が疑われます。
 
特に女性は生理中や生理後、また妊娠や出産によっても「血虚」になりやすいので気を付けましょう。
 

「血虚」の症状が出たらこの食材を取り入れて

豚肉、ラム肉、烏骨鶏(うこっけい)、レバーなどの肉類、イワシなどの青魚、イカ、タコ、うずらの卵、ブロッコリー、ホウレンソウ、にんじん、ニラ、ひじき、黒ゴマ、黒米、棗(なつめ)、クコの実…など。
 
「血虚」の人は冷え性を伴う事が多いので、身体を冷やすような夏野菜、例えばキュウリ、トマト、ナス、ゴーヤ、南国の果物を多く取ると症状を悪化させるので控えましょう。
 

血の流れが滞る「血瘀(けつお)」の症状とは

肩こりや腰痛、神経痛、頭痛、生理痛、手足が冷える、足の静脈瘤、顔色がくすむ、目の下のクマが目立つ、シミやアザが出来やすい、舌の色が青紫っぽい、舌に暗い色の斑点が出る…などの症状は「血瘀(けつお)」症状が疑われます。
 

「血瘀」の症状が出たらこの食材を取りいれて

玄米、黒豆、小豆、納豆、牛肉、マグロやカツオなどの青魚、ドジョウ、アナゴ、シシャモ、玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、黒木耳(くろきくらげ)、らっきょう、ニンニク、ニラ、ピーマン、シソ、みょうが…などの香りの良い野菜、ゆず、桃、紅花、酢、黒糖…など。
 
血瘀の原因は気帯と同じように運動不足やストレスから起こる場合もあります。
脂の多い食べ物はさけ、日頃から簡単に出来るウォーキングなどの軽い運動を習慣にして、症状を改善していきましょう。
 
 

-体質, 東洋医学の基礎
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