「気」のバランスが崩れるとどうなる?

2016/09/02

気虚気帯

気虚気帯

「気」は人間の体を働かせるためのエネルギーの源

元気、勇気、やる気の「気」を表します。
「休み中に気が抜けて風邪をひいてしまった」と表現される事もあるように、気が少なくなると人は病気になりやすくなります。反対に、気が満ちて身体の隅々までいきわたっている時は、病気の原因となる外の邪気から身体を守り、体内の新陳代謝を良く働かせて、体温を維持してくれます。
 

先天の気と後天の気

人は、両親から受けた「気」を持って生まれてきます。これは「先天の気」と言います。
発育や成長に機能し、飲食物をからエネルギーを受けて「後天の気」を作りだします。
「後天の気」に大気中の空気が加わって、肺の中に取り込まれ、「血」や「水」を体中に巡らせます。
 
気虚気帯

気が不足した状態「気虚」(ききょ)

疲れやすい、風邪をひきやすい、やる気が出ない、動悸や息切れがする、汗をかきやすい、食欲がわかない、顔色が白っぽい、声が弱々しい…などの症状は「気虚」症状が疑われます。
 

「気虚」の症状が出たらこの食材を取りましょう

雑穀、もち米、牛肉、鶏肉、卵、エビ、うなぎ、まめ類、いも類、しいたけ、とうもろこし、かぼちゃ、玉ねぎ、ネギ、ニンニク。
 
また、「気虚」の症状が出たら控えたい食材も紹介します。
生魚、脂肪を多く含むもの、チョコレート、冷たいもの、唐辛子、わさび…など。
 
気虚は、生まれつき「先天の気」が少ない虚弱体質の人や、過労で「気」が消耗している事も場合もあります。
そんな時は無理をせずに体を休める事も、気を養うことになります。
 

気の流れが悪くなっている状態「気帯」(きたい)

怒りっぽい、しめつけられるような頭痛、胸が張る、のどの奥に何かつっかえた感じ、お腹にガスが溜まって苦しい、生理前に胸が張ったり、食べ過ぎてしまう症状も「気帯」と関係しています。
 

「気帯」の症状が出たらこの食材を取りましょう

玉ねぎ、ゴーヤ、小松菜、ピーマン、春菊、ニラ、セロリ、シソ、みょうが…などの香りの強い野菜、みかん、ゆず…などの柑橘類、レバー、イカ、あさり、しじみ、ジャスミン、ミント、八角
 
頭痛やイライラしている時は辛い物を控え、お腹が張っている時は豆類やイモ類、ごぼう等を控えましょう。
 
運動不足やストレスも気の流れをとどまらせる原因となるので、適度な運動で気分転換をする事も気帯の症状を改善する手助けになりますよ。
 

気の動きが逆行する「気逆」(きぎゃく)

突然のめまい、咳、ゲップ、吐き気、目の充血、抜け毛などの症状が出た時は、肉類や香辛料を控えて様子をみてみましょう。
 
 
スピリチュアルなイメージを持たれがちな「気」ですが、身体にとってとても大切なものなんです。
少しでも参考になると嬉しいです。
 
 

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