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お灸で逆子治療

2017/10/10 updated
妊婦さん
妊婦さん

こんにちは。鍼灸サロン楽健美です。

先日、逆子の妊婦さんが来院されました。
現在33週目。16週からずっと逆子で
28週から逆子体操を始めたけれども一向に回転する気配がない。との事。
33週というと、そろそろ帝王切開の入院手続きしなければならないギリギリの時期です。

これまで逆子の治療は何度も行ってきましたが、
4カ月間も逆子だったという話を聞いて、正直「難しいかもしれない」と思いました。
でもまだ33週、あと4週間ぐらいは回転する可能性があります。

私は患者さんに
「ちょっと根気がいるかもしれませんが、ギリギリまであきらめずに治療しましょうね」
とお話ししました。

逆子になってしまう原因は様々な理由があります。
例えば、子宮内の羊水の量の問題、胎盤の位置、臍帯の長さ、子宮筋腫がある…
などの器質的な問題。

他にも、お母さんの下半身が冷えている事も原因のひとつと考えられています。

赤ちゃんは、体の中で一番大切な頭(脳)を常に温めながら成長していきます。
ところが、お母さんの下腹部や足が冷えている状態だと、赤ちゃんは危機を感じて
お母さんの血液が一番集まって暖かい「心臓」の方へ頭の向きを変えてしまう習性があるのです。

私達鍼灸師がお手伝い出来ることは、お母さんのお腹と足をしっかりと温める事。
お腹と背中の緊張を緩め、足の血流を改善し、赤ちゃんが回転しやすい環境を
作ってあげる事です。

来院したお母さんの足も冷えていたので、お灸でお腹と足首をじんわりと温めたあと、
両方の足の小指の爪の外側にある「至陰」(しいん)というツボに、
チクンと感じる程度の米粒大のお灸を何度もしました。

お母さんも治療中に「赤ちゃんがもの凄い勢いで動いています!」と驚かれていました。

「至陰」(しいん)には、下半身の血流を促進し、子宮の緊張を緩める効果があると
言われており、昔から逆子を改善するツボとして使われていました。

この日の治療後、毎晩せんねん灸で「三陰交」と「至陰」を温めてから寝るようにお願いしました。

翌週、お母さんがもう一度来院してくれました。
お話を伺うと、先日のお灸治療の2日後の定期検診で、逆子が治っていたというのです!

4カ月間も逆子だった子が、たった数日間のお灸で治ったなんて、正直私も驚きました。
もしかしたら、お灸の力だけではないかもしれない。
それでもお灸が何かしらのきっかけを与えた事は確かだと私は信じています。

もし、逆子でお悩みのお母さんがこのブログを読んでくださっていたら、私は伝えたいです。

ギリギリまであきらめないで!
下半身をしっかり温めて、気持ちをリラックスしてお灸をしてみましょう。
きっと赤ちゃんは回転してくれますよ。

もし仮に回転してくれなくても大丈夫。
無事に生まれてくれることが、何よりも一番大切な事ですよね。
 
 
最後までお読みいただきまして有難うございます。
鍼灸サロン楽健美 平賀





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