乾燥の秋を美味しく乗りきる
こんにちは。鍼灸サロン楽健美です。
秋になり少しずつ空気も乾燥してきましたね。
お肌のカサつきや、喉の乾燥による空咳。
鼻粘膜が炎症をおこして鼻水が出たり、夏の時とは違うトラブルが出てくる季節です。
これから迎える冬に向けて、秋の間にしっかり身体を潤して、抵抗力をつけておきましょう。
秋の食養生のポイントは「培陽潤肺」(ばいようじゅんぱい)
薬膳の世界では、秋は肺を潤す食材を意識して取るようにすると健康的に過ごすことが出来ると考えられています。
肺潤す食材。
例えば、スーパーでも手に入る食材でいうと、
ごぼう・レンコン・ぎんなん・黒豆・栗・梨・柿・きんかん・ハチミツなど。
少し専門的になりますが、もし手に入るようであれば、
百合根・白キクラゲ・陳皮(ちんぴ)などの生薬(しょうやく)も、肺やのどを潤したい秋にピッタリの食材です。
百貨店や中国系や韓国系の食材を販売しているお店、インターネットなどで買う事も出来ますね。
今回は、世界三大美女の楊貴妃も好んで食べていたという、コラーゲンと食物繊維たっぷりの白キクラゲと、のどの炎症を抑え・咳止め・痰切り作用もある梨を一緒に煮こんで、お肌がプルプルになれる秋のデザートを作りました。
参考に作り方のご紹介を致します。
白キクラゲと梨のプルプルコンポート
【材料】
- 白キクラゲ 20g
- 梨 1個
- レモン汁 大さじ2
- はちみつ 大さじ2
- ミント(あれば) 適宜
【作り方】
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- ①白キクラゲを30分位水に浸す。
柔らかくなったら水気を切って石づきを取り除き、一口大に手でちぎる。
- ①白キクラゲを30分位水に浸す。
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- ②鍋に白キクラゲ・水(白きくらげが完全に鍋にかぶるぐらい)を入れて火にかける。
煮立ったら弱火にして20~30分煮る。
- ②鍋に白キクラゲ・水(白きくらげが完全に鍋にかぶるぐらい)を入れて火にかける。
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- ③白キクラゲを煮ている間に梨の準備。
梨は皮をむき、縦に8等分に切って、7ミリ程度の厚さのいちょう切りにする。
- ③白キクラゲを煮ている間に梨の準備。
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- ④白キクラゲの中に切った梨を入れる。
梨がやわらかくなるまで更に20分ほど煮込む。水分が無くなって来たらお水を少しずつ加える。
- ④白キクラゲの中に切った梨を入れる。
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- ⑤白キクラゲがトロトロになったら火を止めて、はちみつとレモン汁を加えてよく混ぜる。
- ⑥お皿に盛り付けてミントを飾って完成です。
梨には解毒&解熱作用もあるので、風邪をひいて食欲がない時や、二日酔いにもおすすめですよ。
旬の食材を美味しく利用して、乾燥の秋を乗り切りましょう。
最後までお読みいただきまして有難うございます。
鍼灸サロン楽健美 平賀