使い捨ての鍼を使用しています
鍼灸サロン楽健美では、患者さんのお身体に刺入する鍼(はり)は全て、日本製で一本一本を滅菌消毒をされた、使い捨ての物を使用しています。
上の写真のような「豪鍼(ごうしん)」と呼ばれる一般的な長い鍼の太さは、一番細いもので0.1mm。
太いもので0.2mmの物を使用しています。
日本人の平均的な髪の毛の太さは0.05~0.15mm程度なので、同じぐらいの非常に細いものだという事はイメージしていただけますでしょうか。
鍼の長さは短いもので1.5cmから、腰やお尻に使う長い鍼で5㎝程です。
治療をする部分や症状、患者さんの痛みの感じ方によって太さや長さを使い分け、体の中に入れる深さも状態によってミリ単位で調節しています。
また、「はり」と聞くと、注射針と同じような感覚を連想される方もいらっしゃいますが、鍼灸で使う鍼は、注射用のハリとは構造が大きく異なります。
注射針と鍼灸用の鍼の違い
まず、注射で使う針は、身体に薬剤を入れたり採血をするために断面がストロー状になっています。
また、注射針の先端は、血管の薄い膜も貫けるように、カミソリのような鋭い刃先になっています。
紙パックのジュースについている、ストローのような形ですね。
鍼灸で使用される鍼にも様々な形がありますが、楽健美で使用している使い捨ての鍼は、鍼先が全て松の葉のような形をしています。
鍼灸用の鍼は肉を切るような形ではなく、皮膚の中を分け入るように入る形だといわれています。
また鍼は細くて柔軟性がある一方で、人の血管には弾力があるので、鍼の先が血管に当たったとしても、するりとお互いがよけ合い、出血しないのが普通です。
ごくまれに毛細血管が傷つき、出血や内出血を起こす事もありますが、出血はすぐに止まり、内出血のあざも通常1週間~2週間ほどで消えますのでご安心ください。
鍼皿も使い捨てを使用しています
衛生面を考慮して、使用済みの鍼を置くための鍼皿も使い捨てを使っています。
鍼灸サロン楽健美は、患者さんが安全で安心できる鍼治療を常に心がけています。
最後までお読みいただきまして有難うございます。
鍼灸サロン楽健美 平賀