黒豆茶のアフターティーサービス
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
お正月のお節料理の中でも定番の「黒豆」。今年は召し上がりましたか?
今日の治療後のお茶は、冬の食養生にピッタリの黒豆茶です。
冬の食養生に黒い食材
先日も、むくみを予防する食事と生活習慣でご紹介しましたが、薬膳では、黒い食べ物は「補陽温腎(ほようおんじん)」の作用を持つと考えます。
冬は体が冷えて腎の機能が衰えやすいので、体を温めて腎機能を高める食材を意識して取るようにして健康を保ちましょうという事なんですね。
「体を温めた方が良い」というのは皆さんご理解いただけていると思いますが、「腎」がどのような働きを持つかご存知でしょうか?
解剖生理学的でいう「腎臓」は、体液の濃度を調節して尿を作ったりする役割をもっていますが、
東洋医学的な「腎」は、水分代謝の調節機能に加えて、成長・発育・生殖などの生命力の源と関係が深く、「腎」が弱ると歯がもろくなり、白髪や脱毛、難聴などの老化現象が現れるのです。
人間誰しも歳をとるとはいえ、日常的な食材から元気がもらえるのであれば、それを活用しない手はないですよね。
黒豆は黒い食材の代表選手です
黒豆は血液循環を改善し、疲労回復・腰痛・月経不順などの効果が期待できます。
また、アントシアニンやサポニンなどの抗酸化作用を持つ成分が含まれているため、生活習慣病の予防にも役立ちます。
のどの炎症を抑える作用もあるので、乾燥した季節には黒豆茶がおすすめです。
鍼やお灸で血が巡った後は、身体に溜まっていた老廃物や疲労物質を流すためにも水分補給が必要です。
お嫌いで無ければ一口お召し上がりくださいね。
最後までお読みいただきまして有難うございます。
鍼灸サロン楽健美 平賀