今日のツボ「曲池(きょくち)」
曲池は、乾燥や花粉による肌のかゆみを鎮めるツボです。
身体のほてりを冷まし、余分な水分を体から出してくれる作用があります。
場所は肘を曲げた時に出来る横じわの先端。出っ張った骨よりも内側のくぼんだ場所です。
体のかゆみは掻けば掻くほど悪化します。
かゆい時はツボを押しながらゆっくり深呼吸してみましょう。
気持ちが落ち着いてくると、かゆみも静まってきます。
目や顔の痒みは腕にお灸を
ご自宅で時間があるときは、お灸をするのもいいですね。
腕にお灸をする事で、顔に溜まってしまった熱を下に下げてくれる効果が期待できます。
痒い時は特に優しい温度のお灸を選びましょう。
せんねん灸「はじめてのお灸」シリーズや「アロマきゅう」がおすすめです。
熱を伝える台座の通気穴に和紙がついていて、お肌への負担がとても軽くなっています。
お灸をしている間は体を掻くのをぐっと我慢。
香りのエッセンスが入っているので、お灸が消えるまでの間は香りを楽しみましょう。
お灸の温度に我慢は禁物です!
お灸をしていて「あちちちち…!」となったら、それは『熱すぎ』のサインです。
我慢のし過ぎは火傷の原因になりますので、熱い時は火が消えていなくても捨ててください。
お灸を始める前には、水で湿らせたおしぼり又はコップに入ったお水と、
灰皿(お灸を捨てるお皿)を必ず用意してくださいね。
火がついている状態のお灸は、台座も熱くなっています。
一度おしぼり又は冷えたコップで指先を冷やしてから、ゆっくりと落ち着いてお灸をはがしましょう。
その日の体調や天気によって熱の感じ方がかわりますので、体の感覚に素直になる事が大切です。
無理せず、気持ちよく、お灸を楽しんでください。
今日も最後までお読みいただきまして有難うございます。
鍼灸サロン楽健美 平賀